こんにちは。ハムイチです。
3月12日のJ3開幕戦は1-0で見事勝利しました。
後半は苦しい展開が続きましたがとにかく勝利することが大切です。
今後も勝利を続けて勝ち点を順調に伸ばしていきたいところです。
さて、つづく第2節が迫ってきています。
3月20日(日)にアウェイ いわきFCと対戦します。
https://iwakifc.com/より引用
いわきFCは昨年JFLからJ3に昇格したチームです。
福島県いわき市を拠点として活動しているチームで体の強さや走力などフィジカルコンタクトを重視したチーム作りをしています。
クラブの代表はかつて湘南ベルマーレの代表を務めていた大倉智氏。
「いわき市を東北一の都市にする」
というコンセプトをもとにゼロからチーム作りをしてきました。
そのような壮大なコンセプトに地域の方は半信半疑だったようですが、大倉氏の熱意が地域の方に伝わり徐々にスポンサーやサポーターが増えていったそうです。
天皇杯でJ1のコンサドーレ札幌に勝利したことでメディアでも大きくて取り上げられました。
いわき市の練習場はトレーニング施設の他に英会話教室やカフェなど地域の方が集まることができる施設が併設されており、まるでヨーロッパの一流クラブの様です。
いわきFC ホームページより引用
https://iwakifc.com/parkshare/#field
そのトレーニング施設で日々強靭なフィジカルを作り上げたチームは2016年に福島県リーグに加入からスタートしてあっという間にJリーグの舞台まで駆け上がってきました。創設から7年でJリーグです。
ちなみちゃんSC相模原は2008年3月に創設からされ、2014年にJ3昇格のため同じ7年です。
街クラブから這い上がってきた似た境遇のチームですね。
これは負けられません。
いわきスポーツアスレチックアカデミー(ISAA) とは
ISAAは、いわきFCパーク校、たいら校、なこそ校の3拠点で活動を行っています。
小学生以下のお子様を対象に、遊びながら体力をつけ、楽しく運動スキルを学べる月額無料のプログラムです(一部実費負担あり)。
年齢ごとにクラスを3つに分け「走る」「投げる」「跳ぶ」「掴む」などの基礎的な動きを中心に、約1時間の活動を行います。
いわきFCは、この活動によりスポーツを通じて楽しさを創造し、地域の子ども全体の体力・運動能力向上に貢献するとともに、スポーツ万能型人材を育成することを目的としています。
さて、試合は相模原がいわきFCのフィジカルを生かしたプレスや運動量をいかに交わしていくが鍵を握ると思います。
いわきFCの前節の戦いはやや荒いプレーも見られたため相模原としてはボールをどんどん回していわきFCの選手を走らせたいところです。
ボールを持ちすぎてタックルを受けて怪我をすることも注意しないといけません。
また、会場は福島県のJ-VILLAGEスタジアムかつては日本代表の合宿も行われてきました。2011年の震災の影響を受けて利用が出来ない期間が長く続きましたが、2018年の7月に一部の利用再開。2019年4月に全ての施設が利用できる様になりました。
https://www.homemate-research-soccer.com/dtl/00000000000000077900/
ホームメイトリサーチ スポランドより引用
震災から今年で11年。復興の途上で創設されたいわきFCは様々なひとの思いが込められていると思います。単なるサッカーチームではなく、地域の方の思いを背負ってプレーするチームの一つだと思います。
相模原も徐々にサポーターやスポンサーが増えてきましたが、いわきFCに負けないように地域の皆様に必要とされるチームになっていきたいですね。
Jリーグは単なるサッカーの試合というだけでなくその地域との社会連携が重要視されています。この社会連携は世界のサッカーリーグの中でも特に注目されています。地域社会の中にあるサッカーチームが地域と共に成長する姿は勝ち負けよりも大きなものを得られるはずです。試合が始まればもちろん勝ちたいですが、それもJ3リーグの魅力の一つなのです。
今後も相模原と対戦するチームの背景や抱えている問題などに触れることでJリーグ、J3リーグに深掘りしていきたいと思います。